川床に憧れて(2)
日曜の午前中は、町内一斉の草刈りの日。
一軒につき1名が出て、河川の土手に茂った雑草を刈るのです。
田舎にはこういう日が年に一度あります。
とにかく蒸し暑い日だったので、作業が終わる頃には
長靴の中にズボンを伝った汗がたまり、不快極まりない。
大量に汗をかいたせいで体のミネラルバランスが狂ったのか、足の指がつり始める。
しかし今日の仕事はまだ終わらない。
草刈り後はひとり野営地裏の川へ移動し、先週の作業の続き。
ここまで汗まみれになったついでと、
土手の斜面に茂った雑木や竹を黙々と刈る。
ただし、スカッと見通せるほどは刈らない。
道から丸見えにならないように。
そのあと、ホームセンターで買っておいた材料を現地に搬入。
コンクリートブロック8個
12mm厚の合板2枚(雨が降るのでこれは車庫に保管)
川床の構造は、土台になるコンクリートブロックを河床に置き、
その上に合板を乗せるだけというシンプルなもの。
ブロック配置案
コンクリートブロックを川岸まで運んだところで
体の限界を感じて撤収。
玄関前にへたりこんで汗の溜まった長靴と靴下を脱ぎ、頭から水をかぶる。
梅干しがことのほかうまい。
昼飯食べたあとは、疲れ果てて夕食の時間まで寝る。
やりたいことはまだあるけれど、
一応これで川床の準備が最低限整いました。
…しんどい週末だった。
(3)に続く