田舎のソーシャルディスタンス

Hashi_Q

2020年07月01日 17:25

人間とのハナシじゃ無いです。

中山間地域と言われるような田舎は、人の居住エリアに獣がPOPします。

それはもう日常的に。

熊、猪、鹿、猿、狐、狸etc

特に日が落ちるとエンカウント率が跳ね上がります。
  
鹿や狸はともかく、
完ソロで夜間猪や熊と遭遇してしまうのは洒落になりません。

 
 
山の中で平気でソロキャンしてるような剛の者はちょっと尊敬します。
 
こういうのも場数踏めば慣れるんでしょうか。

ワタシですと夜間周りに誰もいない状況、シラフだと相当心細いです。

匂いのある食糧や生ゴミを野外に出しておかないのは当然として、一晩中焚火を絶やさないというのも一つの方法です。

でもそれはそれで別のリスクが発生します。

 

 
そこで夜間におけるプライベートサイトの安全性を高めるべく、このようなモノを用意しました。



ソーラー式撃退ライト

最寄りのホームセンターにて購入
赤と青の点滅タイプと、赤と緑の点滅タイプのを買いました。
 


太陽光で充電中


わりとキレイ

キャンプ場で使えば場の雰囲気をブチ壊すこと間違いなしのシロモノです。
自分しかいない元耕作地なら、視界外に設置すれば問題ないでしょう。
 
 
 
そう言えば、キャンプ場だって同じように獣が出るだろうに、なぜか安心感があります。
熊出没注意!の看板があったとしても。
 
 

近くに自分以外の人がいる安心感は大きいです。

それと、そこでの獣の出現情報を具体的に〝知らないから〟というのも作用しているのでは、と愚考します。

 
県外者が遊泳禁止の場所でウェーイしちゃうのと似ているかも知れません。

離岸流がある、これまで何人も溺れている、過去に親戚が溺れた…などの情報がインプットされてたら、賢明な人はそこに近づかないはず。
 
 
私も陰で近所の人に
「知らんで、あんなとこでキャンプして…」
と思われてるのかも知れない。
 
 

 
コレを二つばかり仕掛けたところで、絶大な効果は期待すべきではないでしょう。
無いよりはマシ、気休め程度と思っておくのが良いかと。 
 
実際の運用は、テント泊する日だけサイト付近に設置するつもり。
背後の川から上がってくる獣道があるのです。
日常的に設置しておくと向こうも慣れると思うので。

まずはこれを設置しつつ、テントよりは無防備ではない車中泊から始めてみようかと画策中です。
 

 
獣の皆様におかれましては、怪しい光の点滅に遭遇したら、

いつもとは違う何かを感じて欲しい…。

警戒してそっと踵を返してもらえるなら、たぶんお互いが嫌な目に合わない。
 
勝手言って申し訳ないけど、将来はいざ知らず、そこはまだいちおうウチの耕作地なのだから。
 
 
 

獣<「大人しく家で寝とけ!」

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